自身の心と体を整える
最終更新日 2025年5月20日 by tecstv
日本にヨガという文化が普及してきてまだそんなに馴染みがない時期ですが、実際にヨガをしたことのない人のイメージといえば、なんとなくお洒落なスポーツ、というぐらいだと思います。
実際にヨガを続けている私が思っているヨガに対しての思いは、もうただのお洒落なスポーツではなく、本当に奥の深いとても効果のあるスポーツだと思っています。
始めた当初は、やっぱり体が柔らかくないと色んなポーズが出来ないし、ヨガらしくならないだろうなんて思っていましたが、実際は体が柔らかくないと出来ないようなポーズを完成させることを目指すスポーツではなくて、大事なのは呼吸を深くそしてポーズに合わせてすること、そして続けていくとポーズを取るときは身体のどこに意識を置くと最大限に効果が得られるかということまで意識できるようになってきます。
その人が普段している生活や性格の癖まで、ヨガには表れてきます。
出典:ヨガ京都
例えば普段ご自分では意識していなくても、常に緊張気味で呼吸が浅くなりがちな方は、ポーズを取ってみると肩が常に上がり気味で、緩急をつけるリラックスするポーズでも力が抜けきらず緊張した様子が目に取れます。
最初はご自身でもその自分の状態に気づくことすら難しいかもしれませんが、インストラクターの方のアドバイスや自身の継続で、自分の心と体の癖に確実に気づくことが出来ます。
そしてその『気づく』ということが、ヨガに限らず人生においても大きなターニングポイントになります。
自分が普通だと思ってしていた生活が、どれだけ肩に力の入った生活だったんだろうとヨガを通じて気づくこともあるのです。
私の場合は、床に仰向けで寝るだけのように見える安らぎのポーズというのがありますがそのポーズの時にインストラクターの方が、私の呼吸に合わせて、息を吐くタイミングで両肩をぎゅーっと地面に何度か押してくれたことがあったんですが、そこで自分がリラックスするポーズの時でも心からリラックスできていなかったことに気が付きました。
まだまだこれから気づきをたくさんくれるスポーツだと思います。
継続することで、良くなっていくことしかない、とてもおすすめスポーツです。