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枕の正しい選び方はこれです

tecstv

最終更新日 2025年5月20日 by tecstv

枕は正しく選びましょう!

枕にはいろいろな高さや種類があります。

種類が多すぎて、自分に合ったものがわからないとか、どうやって選んだらいいか分からないと思っている人は意外と多くおられます。

でも枕の選び方は意外にもすごく簡単です。

ポイントはたった5つなので、その5つのポイントさえ押さえておいたら失敗することなく選べます。

そしてより良い眠りを手に入れることに繋がります。

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⒈枕の高さの見極め方

まず一つ目のポイントは高さです。

高さが合っていないと、いびきとか不眠症や肩こりの原因になることが指摘されています。

こういったことを防ぐためにも、高さは選ぶ際にはすごく重要になってきます。

高さを見極めるポイントは二つあり、まず性別とか体格に合わせて選ぶという点です。

高さは使う人の体格とか性別や年齢によって変わってくるということを理解しておかないといけません。

高めが合うのは、男性で日常的に運動をしているような体格がしっかりとしている方になります。

そして低めが合うのは、女性とか子供とか細身の方です。

自分の好みの高さではなく、このように性別とか体格などで選ぶことが大切になります。

高さを見極めるポイントの二つ目は仰向け寝か横向け寝かで選ぶという点です。

仰向きで寝る場合と横向きで寝る場合とでは、高さを変えたほうが快適に休めることがわかっています。

仰向け寝の方の場合は、横から見た時に首の骨が緩やかなS字カーブになる高さを選んだ方が良いです。

頭とか首にちょうどよい高さを補うことで、本来体が求めている姿勢を維持できるからです。

横向けで寝ることが多いという方の場合は、自分の肩幅に合わせて首の骨が頭から背中にかけてまっすぐの高さになるものを選ぶと良いです。

 

⒉体型に合った枕のサイズを知る

五つのうちの二つ目のポイントはサイズになります。

一般的に枕には、小さめと大きめと基本の三つのサイズがあります。

小さめのものは、小柄な方におすすめです。

子供の場合には、体温が高くよく動くということから横幅の大きなものがおすすめとなっています。

基本サイズは、一般的な日本人の体型に合わせて作られています。

男性も女性も使える最近多く販売されるようになっている、機能枕も基本の大きさで作られているものがほとんどです。

どの大きさを選んだらいいかわからないという方は、まず最初は基本のものを選んでみるといいです。

ホテルに置いてあるような大きめのものは、中身に羽毛を使ったものが多くあります。

このように中身に羽毛が多く入っているものは、すっぽりと包まれているような感覚になれるので、そういった感覚で眠りたいという人におすすめです。

横幅広いので、寝返りが打ちやすいというメリットもあります。

 

⒊好みに合った素材を選ぶ

上手に選ぶ際の三つ目のポイントは素材です。

ダウンやパイプ、低反発ウレタンフォームなど使われている素材は多いです。

体型に合うかとか体調に合うかなど選び方のポイントはさまざまですが、一番は自分の好みにあった素材のものを選ぶことに尽きます。

触感とか音とか柔らかさなどを比べてみて、一番自分が快適に眠れてリラックスできそうと感じられるものを選ぶと失敗が少ないです。

ダウンはふんわりと高級感がありますし、パイプはしっかりしていてぶつぶつ感を感じられます。

低反発ウレタンフォームは柔らかいフィット感を感じられ、ムアツは体圧分散により開放感を感じられます。

 

⒋自分に合った形状やフィット感で選ぶ

枕の上手な選び方のポイントの四つ目は形状になります。

主に形は、4タイプあるので自分にあった最適なものを選ぶことが重要です。

慣れ親しんだ形が良いという方は、標準の長方形型が良いです。

これは昔からある長方形の形で、大きさとか素材の違いだけでもさまざまな寝心地を楽しむことができます。

首から頭をしっかりと支えたいと思っている方は、首元安定型がおすすめです。

これは低反発素材を使って作られることが多いです。

首と頭のカーブに合わせて作られているS字のものが多く、上から見るとシンプルな長方形になっています。

首の形にフィットするので頭が必要以上に沈みこむこともありません。

自分にぴったりな寝心地が良いという方は、近年よく見られる横向き対応型のものです。

そして最適なものが良いという方はオーダー型がおすすめです。

 

⒌好みの硬さを選ぶ

最適な枕を選ぶ際の最後のポイントですが、それは硬さです。

ホテルの枕が硬すぎて眠れなかったとか、柔らかすぎて眠れなかったということは結構あります。

代表的な硬いものの素材はパイプとかそば殻やヒノキになります。

そして柔らかいものの素材はポリエステルとか羽根です。

柔らかさとか硬さの感覚は人によって異なるので、自分で触ってみるとか口コミを見たりして選ぶと良いです。

硬いと他人が感じるものでも、自分は柔らかいと感じるものもあります。

選び方によって寝心地は大きく左右されます。

正しく選ぶことで、すっきりとした目覚めを感じることができます。

この5つのポイントに気をつけるだけでも、快適な眠りを手に入れることが可能です。