子育て

保育園も悪くない!シュウトメ世代の意見から

tecstv

最終更新日 2025年5月20日 by tecstv

ハッピーマム

保育園にどう入れるか?

働く女性が増えて共働きの家庭が当たり前となった現在、子供をどうやって保育園に入れるかという「保活問題」で頭を悩ませている家庭は多いのではないでしょうか。

そもそも、とっくの昔におばさんと呼ばれるようになった私の世代の私が子供の時分には、保活問題って無かったように思います。
私自身は幼稚園に通っていましたが、小学校に入学してからも保育園出身の同級生はあまりいなかったような。

今でも我々の世代の中には保育園に子供を通わせるのはかわいそうなどといった時代遅れの考えを持っている人がいるのは、その定義が悪い印象をもたらしているのではないかと思うのは自分だけでしょうか。

「保育園というのは保育に欠ける児童を預かるところ」とうたわれていますが、保育に欠けるって言葉に少なからず傷つく人って少なからずいるんじゃないかということは想像に難くありません。

朝から晩まで一生懸命働いて子供が寂しい思いをしないように疲れていても笑顔で接し、休日には遊びの相手をして家事もこなさなければならない。
こんなに頑張っているのに保育に欠けるとか言われる筋合いはない!と思っている人はたくさんいるのでは。

そのうえ親世代からは、幼稚園に行かせてもらえない子供がかわいそうだの言われたら、一体私はどうしたらいいの?と途方に暮れるしかありませんよね。

子供と長い時間一緒にいれば良いって訳ではない

それで一体何が言いたいのかというと、保活をしているお母さん逹は全くそんな事は気にしなくてよろしいという事です。
確かに幼い子供と一緒に過ごす時間は、日中働いている分だけ少なくなるかもしれませんが、子供と長い時間一緒にいれば良いって訳ではありません。

子供をほったらかしにして自分はスマホから目を離さないから子供が危険な目に遭っても気が付かなかったなんて親は、いくらでもいますから。
働くお母さん達に必要なのは、良い意味での「鈍感力」なのではないでしょうか。

そりゃあ、フルタイムにしろパートにしろ仕事を持っていたら100パーセント子供に関わっている訳には行きませんよね。
夕飯のおかずだって、時々お惣菜になってしまう事だってあるかもしれません。

そんな時に旦那の両親や実家の親に嫌味のひとつも言われるかもですが、ここは完全スルーを決め込みましょう。
だって相手は共働きをしていない世代かもしれないし、少なくとも現在の社会の状況d3子育てはしていなかったはずですよね。
それにママ友問題だって今ほどの苦労は無かったのではないでしょうか。

お母さんの苦労について思うこと

現代のお母さんの苦労は、自分の世代のそれよりもずっと大きいような気がするのです。
少子化によって自身も兄弟が少ないのため、生まれた子供は両家にとって初孫という事だって珍しくありませんよね。

だから娘や嫁の子育てに口を出してしまうこともある。
場合によっては「私が面倒を見るから幼稚園に通わせたら」なんてことまでへっちゃらで言ってくることだってあります。

でも、それだって決して悪気があるわけではないのです。
可愛い娘や嫁、何よりも孫を思っての事だという事は忘れないでいてください。
そしてそのうえで、にっこり笑ってスル-しましょう。

だって自分が子供を保育園に預けるって決めたのですから、周囲の意見に惑わされてはいけません。
それに保育園って実は物凄く良いところだと思います。

私の子供も通いましたが、クラスが縦割りになっていたりするので、違う年齢の子供との触れ合いがすごく多いんですね。
だから、年上のお兄ちゃんやお姉ちゃんの真似をして、数か月も通うと驚く程の成長を感じる事が出来たものです。

保育を丸投げするために預ける訳ではありませんが・・・

しかも、親はみんな働いているから、あまり人の事まで関わっている訳にも行かず、人間関係もそれ程濃くはなりません。
親が参加するような行事や、その準備では外す事が出来ない委員会みたいなものも最小限で済みます。

もちろん、保育を丸投げするために預ける訳ではありませんが、例えば素人の自分の親に気を遣いながら預けるよりも、子供はずっと社会性が身に付くし預ける方も気兼ねがいらないので、気分的にも楽です。

現代ではさまざまな保育が選択出来るようになりました。
子供が生まれる前から保活に勤しむのは当然のことながらベビ-シッタ-やファミリ-サポ-ト等、子育てを応援してくれる機関はたくさんあります。
そういったものを上手に利用することが保育の孤立や所謂ワンオペ育児の改善につながるのではないでしょうか。

だから、周囲、特に我々シュウトメ世代は若いお母さん方の子育てを温かく見守る事が大切ですよね。
もちろん未熟な部分もあるので、口は出したくなりますが、ここはグッと堪えて夫婦でどうやって解決して行くのかをハラハラしながらでも黙ってみていませんか。

未来を担っていくのは言うまでもなく、子供たちですよね。
そしてその子供を育てるのが若い夫婦ということを今一度思い出してみましょう。
昔は良かったという部分も多々ありますが、保育に限らず時代は移り変わっているのですから。