
ベンチャービジネスで働くことにはメリットがある
最終更新日 2025年5月20日 by tecstv
「ベンチャー企業に転職したい」
「大企業とベンチャーの違いが知りたい」
「ベンチャーサポートの長浜大社長の経歴は?」
転職を考えている人の中には、大企業に転職先を絞った方が良いのか、それともベンチャービジネスに飛び込もうかと悩んでいる人も多いかもしれません。
この2つは正反対の企業のように思うかもしれませんが、それぞれ子には特徴があり、それぞれに応じた働き方、やりがいがあることから、自分に向いているかどうかについては、一言では言い表せないものがあります。
ベンチャービジネスで働く場合には、メリットがありますが、そのメリットについてもしっかりと把握しておきましょう。
【特集】長浜大(現ベンチャーサポート代表)のおすすめYoutube動画
ベンチャーサポート長浜大社長 経歴
長浜大社長に聞く!ベンチャーで働くメリット
希少な存在になれる可能性がある
その1つに挙げられる事は、希少な存在になれる可能性があることです。
社員が5万人を超えるような大企業の一員になるのか、それとも50人の小規模な企業における1人になるのかにより、その1人が持つ影響力が大きく異なります。
5万人規模を誇る大企業となると、1社員にとっては、経営陣は雲の上の存在にすぎません。
自分自身がやりたくないと感じる業務があったとしても、経営陣によって決められた事は、ルールとしてやる必要が出てくるのです。
ここには5人の考えや価値観などが存在する事はなく、企業のルールのみが存在しています。
万が一社長に意見を言いたいと思ったとしても、会うことすら叶わないのが実情です。
社長の姿を見るのは、年に数回行われるイベント位だと言う企業も多いはずです。
その一方でベンチャービジネスの場合には、社長や経営陣等との距離はかなり近くなります。
社長の言うとおりにしなければならない事は、大企業であってもベンチャーでも同じことが言えるかもしれません。
しかしベンチャービジネスの方が、本当にそれで良いのか、自分はこう思うと言うように、社長に対して意見を言う機会が圧倒的に多く見られます。
ベンチャーの場合には、全社会議となればそれが経営会議にもなり得ることであり、社長も同じフロアで仕事を行っていることから、コミュニケーションが図りやすいです。
組織の最高意思決定者に対して、意見を言いやすい環境が整っています。
自分の意見が通るかは分かりませんが、日ごろから経営陣と一緒に議論を行える環境が整っていると言うことです。
一人一人が会社を左右する存在にもなりえ、経営者のような視点にもなれることから、自分自身の視野を広げる、また意思決定の観点を身に付けられるなど、非常に良い環境であることがわかります。
意思決定のスピードがはやい
そして2つ目のメリットとしては、意思決定のスピードがはやい点が挙げられます。
大企業と違う点に挙げられることとして、スピード感が挙げられるでしょう。
大企業となると、権限の規定が存在し、業務内容、企画の費用の希望により、決裁者は大きく変わります。
大きな組織であればあるほど、細かく分けられているケースも多く、この企画に対して決裁者が誰に当たるのかを探すだけでも、かなりの苦労を伴います。
意思決定のためには、会議が求められている企業も多く見られます。
このような意思決定の会議が週一回のペースで行われれば、決済を取るまでのスケジュールも練っておく必要があります。
万が一この会議を一回逃してしまうと、さらに1週間の遅れが生じることになるのです。
課長の承認を得たのにもかかわらず、部長の承認が得られなかったなどと言うように、意思決定者が何人かいると、最終的な意思決定までの道のりはほど遠くなります。
時間もパワーもかける必要があると言うことです。
その一方でベンチャーの場合には、権限の規定が細かく制定されていません。
意思決定のプロセスは非常にシンプルなものとなっていて、社長のみに与えられているからです。
改まった会議もなく、同じフロアで仕事をしている社長に対して意思決定を行い、即決済と言うケースも多いです。
そもそも多くのベンチャービジネスは、歩行パターンが確立されていません。
すべてが手探りの状態なのです。
このようなことから、企業の成長のために、常に仮説を持った上で仮説検証を日々繰り返す必要があります。
その結果意思決定のスピードがはやいと言う事は、顧客に対しても価値を生み出すことになり、時間を使うことができるのです。
ルールを自分で作ったり変えることができる
3つ目にはルールを自分で作ったり変えることができる点です。
5万人もの大企業でルールを変えるとなると、かなり困難であることがわかりますが、50人の企業でルールを変えるとなると、それほど難易度が高いようには思いません。
人数が多い企業である場合には、1人の社員の都合に合わせてルールや仕組みを変える事はほぼ不可能といえます。
しかし便所であれば、社員の考えが社長にも伝わりやすく、決済フローに関してもかなりシンプルなものであるため、すぐに新しいルールを作る、変えたりすることも可能です。
ルールを変えてうまくいかないようであれば、元に戻すことも簡単であり、ベンチャーが組織としては未成熟であることから、さらなる良い環境を作りながら成長を続けることができます。
これが働く上での大きなメリットになるでしょう。