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初めてレディースドックを受けてみました!

tecstv

最終更新日 2025年5月20日 by tecstv

40歳を前にして、初めてレディースドックを受けてみました。

子どもは2人おり、妊娠した時に子宮頸がん検査を受けた事はあります。

でも乳がんや卵巣がんの検査はこの歳になるまで一度も受けておらず、漠然とした不安を抱えていました。

不正出血などはなく、また胸のしこりはないものの、「もしかしたら?」というケースもあります。

レディースドックの費用を見ると、正直なところ「高い」と感じましたが、夫からも「何かあったとしても初期なら助かる」と言われ、近くのクリニックへ申し込みをしました。

ちなみにレディースドックは、通常の人間ドック+女性特有の病気の検診を受けられるプランもあれば、子宮がんや乳がんなど女性特有のがん検診プランもありました。

専業主婦になってからはまともに健康診断も受けてないので、少し不安もありましたが、特に胃の調子が悪い訳でもなく、咳が続くなどの不調もないため、とりあえず今回は女性特有の病気を徹底的に調べてもらう事にしました。

私が行ったクリニックはとてもオシャレな内装で、待合室ではアロマの香りが漂っていました。

人によって状況は違いますが、誰でも病院へ行くと緊張するものです。

受付の方も手順を丁寧に説明して下さり、こちらの緊張もほぐすように気を配ってもらいました。

問診票に記入して少し待っていると、私の順番がまわってきました。

最初は子宮がんと卵巣がんの検査です。

私は今回、子宮頸がんのみではなく、オプションで子宮体がんの検査も受ける事にしました。

実は以前、子宮体がん検査を受けた友人から「めちゃくちゃ痛かった」と話を聞いていました。

なので覚悟しながら内診台に上がりました。

先生が「痛くないですから体の力を抜いて下さいね。リラックスしてね。」と言いながら器具を挿入されたのですが、すぐに「はい、もう終わりましたよ。」と声をかけて下さいました。

痛みは個人差があると思いますが、私の場合、「えっ?もう終わり」という印象でした。

正直なところ、子宮頸がん検査と大差はなく、検査の上手な先生に当たって良かったと感じました。

卵巣がんも初めて受ける検査でしたが、こちらはエコーで診察するだけだったので気楽でした。

私も一緒に画像を見ながら、「もうすぐ排卵ですね」とか「卵巣は腫れている状態でもなく健康ですよ」など声をかけてもらえて安心出来ました。

■乳がん検査

子宮と卵巣の検査が終わったら、次は乳がん検査です。

最初は超音波、次にマンモグラフィー、最後は触診という流れでした。

超音波は少しくすぐったい感じがしましたが、特に痛みなどはありませんでした。

問題は次のマンモグラフィーです。

私はあまり胸が大きくないので、果たして検査を受けられるのか?と心配していました。

思わず検査技師さんに、「こんな胸ですが受けられますか?」と聞いてしまったほどです。

検査技師さんは苦笑しながら「大丈夫ですよ。どんな胸の方でもしっかり検査を受けられています」と答えて下さいました。

何しろ、全く初めての経験だったので、まさに俎板の鯉のような状態でした。

どの場所に立ってどちら方向に向くのかなど、全て検査技師さんの指示に従っていきました。

決められた位置に立ち、「ではそのままの状態で我慢して下さいね」と声をかけられ、いよいろ機械が動きだします。

板状のプレートのようなもので乳房を挟まれるのですが、「痛い、痛い」と声が出てしまうほど痛かったです。

あまりに強い力で挟まれたため、乳首から母乳が出ていました。

子どもに母乳を与えていたのは2年前までだったので驚きましたが、「よくある事なので大丈夫ですよ。ここに血が混じると注意が必要ですけどね」と言ってもらい、安心出来ました。

最後の触診は、こちらも少しくすぐったさを感じ恥ずかしかったです。

ただ女医さんだったの、「しこりってどんな感じなんですか?」など気軽に質問出来て良かったです。

検査は一通り終わり、待っている時間は温かい紅茶を出してもらいました。

検査を受けている段階で、特に異常があるといった感じも無かったので、この時間はかなりリラックスしていました。

最後にもう一度部屋へ入って、最終的な結果を伝えられました。

子宮頚がんも子宮体がんも卵巣がんも乳がんにもなっていませんでした。

「良かった。これでしばらくは安心できる」と感じましたが、先生からは「この年代になってくると、いろいろ病気にもかかりやすくなりますからね。

市が行っている検診なども上手く活用して、1年に1回は受けるようにして下さいね」とアドバイスされました。

クリニックを出た後は、とにかく晴れやかな気持ちでした。

特に心配するような症状も無かったですが、やはり検査を受ける前は最悪のケースも考えるので、ようやく緊張感から解放された気分でした。

私はほぼ初めてレディースドックを受けたので、緊張感も強かったですが、1年に1回きちんと検査を受けていれば、それほど不安に感じる事もないと思います。

私もこれからは、誕生日を迎える月には検査予約をしようと思ってます。